彼岸会

 春分、秋分の日をお中日として勤められる法要。
彼岸とはパーラミター(波羅蜜多)の意味で、迷いのこの岸(此岸)から悟りの彼岸に到る事を意味し、この日に太陽が真西に沈むことから、弥陀の浄土を思うのに最もふさわしい日。
昨今の価値観に振り回され、勝った負けたで明け暮れし、落ち込んでみたり、得意になって人を見下すようにさえなっている私の姿を映し出し、西方浄土の阿弥陀の悲願に目を向ける日です。
浄土とは極楽浄土のことで、阿弥陀如来の仏国土ですから、この日はお墓参りするだけでなく先祖をご縁に、み教えを聴聞すべき日です。

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おろかなり おろかなり

源信寺に咲く花


(2023 年 7 月 12 日)