第42号 あとがき(住職の一言)
残暑厳しい折り皆様いかがお過ごしですか、私にとって今年の夏は大変厳しい夏でした。八月の始めから声がでなくなり、お坊さんにとっては致命傷です。お医者に行っても住職これは職業病ですよといわれても一つも慰めにならない。お経を読んでいても声がいつものように出ず情けなくなってくるのと、お経に耳をかたむけている、ご門徒さんに申し訳なく、どうしようもない苦しみをしました。普段は何気なく出している声がとてもありがたく思えた夏でした。最近やっと自分なりの声が出るようになって、ほっとしているのです、今大事に喉を使わないと又この苦しみを味わうことにならないよう注意したいものです。
