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今日という日は
一度しかない
私達は、今日も太陽が東から昇り、西に沈むものだと何気なく思っている。しかし、立ち止まってみれば、今日という日は、私の人生に一度しかないのです。これを佛の教えでは「無常」というのです。無常とは単に「はかなさ」や「なさけない」ことの言葉ではありません。それはものの有り方の本当の姿をそのまま言った言葉です。今日という日が、同じ形では繰り返せないからこそ怠りなく精進しなければならないのです。
