真宗大谷派 五明山 「源信寺」（北千住）

苦悩をのりこえる道
　仏教は、厳しい現実認識の教えです。釈尊は「人生は苦なり」と説かれています。
　なんと、仏教は悲観的な教えであるかと錯覚する人がいますが、悲観的な見方でなく、それが厳しい現実認識であります。
　釈尊は、「ごまかすな、ごまかすな」「現実を見きわめよ、身きわめよ」と説かれています。
　そしてそれが結論でなく出発なのです。
　そこから出発する。苦悩を乗り越える道の一歩がはじまるのです。