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通夜までの心得 Ⅰ

カテゴリー:コラム    更新日:2006 年 1 月 1 日

B子さんは、突然、夫を亡くしました。いつまでも悲しんでばかりも入られません。通夜・葬儀にむけて準備をしなければなりません。今回からは通夜までの心得などについて、順を追っておはなしします。
 まず、家族が中心になり湯灌を行ないます。湯灌は、ご遺体をぬるま湯で拭き、清らかにすることを意味します。最近では、アルコールを含ませたガーゼや脱脂綿で拭くことが多いようです。昨今、この湯灌を病院や葬儀社が行なうように成りましたが、やはり家族が中心となって行なうべきでありましょう。拭き終わりましたら、耳・鼻・肛門などに脱脂綿をつめ、眼と口を閉じ、衣服を整えます。男性はヒゲを剃り、女性には薄化粧をしてあげます。胸の上に両手を組ませ、木製の念珠をかけます。そして布団をかけ、顔は白い面布で覆います。ご遺体は、本来お内仏(仏壇)のある部屋に安置します。ところが、B子さんのお宅には、お内仏がありません。このような場合、お寺にご相談されるとよいでしょう。そして、遺体を納棺するまでは頭北面西にします。これは、お釈迦さまご入滅のお姿にならって行なわれていますが、必ずしも方角にこだわる必要はありません。このとき、衣服を逆さにかぶせたり、屏風を逆さに立てたり、魔よけと称する守り刀は全く意味がなく不要です。次に、枕飾りの準備をします。ご遺体の枕辺に小さな机あるいはお盆を設け、白布をかけ、香炉とロウソク立てをおきます。香炉には、香を燃じて絶やさないようにします。これを不断香といいます。異臭のにおわないようにするためです。また、ロウソク立てには明かりを灯します。よく、枕飾りに一膳飯や枕団子などをお供えする場面を見受けますが、浄土真宗では必要ありません。


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(2015 年 4 月 22 日)