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門徒の一言

カテゴリー:コラム    更新日:2013 年 9 月 6 日

「私にとっての寺とは」     
 私が、お寺にお世話になって早いもので、もう10年になります。
 主人が亡くなってお寺やお墓をどうしましょうと心配していた所、ある方の紹介で「私の大好きなお寺がありますよ、見学してみますか」と言われ源信寺さんへ案内されました。その頃の外観は、お寺には見えない、つい通り過ぎてしまいそうなお寺でした。
ご住職、坊守さんのお話を聞いて、小さいお寺ながらホットする温かさがありました。
 納骨堂(室内墓所)にも違和感がありませんでした。実家も北海道の釧路で宗派は違いますが個別の壇と納骨する型の納骨堂(室内墓所)です。先月3月2日父の27回忌、母の7回忌の法事を勤めてきました。この日同じ北海道で大人が命を落とした暴風雪被害がありました。車に乗っていても前が見えない状態でした。猛吹雪の中、自らの命を賭けて娘の命を助けたお父さん、着ていたジャンパーを娘さんの体を覆い、被さる様にして抱きしめて抱いたまま倒れていたそうです。テレビを何度も見て涙しました。ニュースで見た方も多いと思います。娘さんが、今元気になられたのが救いです。
 3年前の今日、11名の方と帰敬式で法名を頂き、自らの人生を見直す出発点として仏弟子になる事の意義を共に学び心静かにお念仏が出来るようになりました。
 いつでしたか、お寺の掲示板に「仏を信ずるとは、人を信ずることである。」と書かれておりました。思わず、うなずいてしまいました。
 教えを学ぶ会で、御住職、坊守さん、門徒さんとお話が出来相談しながら、とても勉強になっています。今後も出来る限り体調管理をしながら、出席したいと思っております。今後とも、よろしくお願いいたします。有難うございました。
     世話人 大野恵美子(釋尼恵澄)                            


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真宗大谷派 五明山 「源信寺」(北千住)
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源信寺に咲く花


(2023 年 7 月 12 日)