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門徒の一言

カテゴリー:コラム    更新日:2011 年 11 月 1 日

一年中で最も重要な報恩講の法要に源信寺において感話に女性が指名されたことは初めてのことだと思い身の引き締まる思いです。
 お寺との出会いのきっかけの多くに葬儀があげられますが、私の処もそうでして、義父が平成12年2月に亡くなり源信寺にお世話になり、程なく、御住職からお寺の諸行事のお手伝いとのお話がありました。あれから10年になるかという反面まだ10年位しか経っていないのかしらとも思います。
 最近、お寺との関わり合いも葬儀の時だけとか社会的にも新聞の死亡記事のなかでも大半が、ご家族ですませる家族葬や、直葬ということが大きく取りざたされるようになってしまいました。核家族化が進み、家族同士との繋がりも薄くなり、その結果地域との繋がりも希薄になってしまいました。
 長年、関西に住んでいたため、京都や奈良のお寺に行く機会が多く、清水寺・金閣寺・銀閣寺、それに東本願寺も、もちろんのこと訪れました。その時は、お参りする動機としては、観光のためでした。春の桜、秋の紅葉など訪れると、それなりに心休まりました。
 岩波新書の「寺よ変われ」という本の中に寺は自分にとって、どんな場所かというアンケート調査では
①お葬儀や法事をする所
②仏様を拝んだり祈願する所
③僧侶が住んでいる所
④観光などで拝観する所
⑤仏教を学び修行する所
⑥困った時に相談する所
それなりに少ない件数とはいえ、自分たちにとってお寺は全く関係のない場所と云うのが上がっていました。
 関西に住んでいた時は、このアンケートの答と大して変わらない思いに苦笑しています。
 お寺に何を望むか
1今の生き方を教えて
2寺院を地域開放して
3葬儀や仏事を工夫してというのがありました。
源信寺ではこの要望にほとんど満たしておられるように感じます。
 ここにお集まりの門徒の皆様もお寺との出会いは、それぞれ異なりますがお集まりになって法要を勤めることは、本当の願いの(本願)教えを頂き自分を知ることだと思います。観光が目的の一つだった東本願寺へも皆さんと一緒に法要等に参加する様になり、その当時考えもしなかった、御遠忌テーマ「今 いのちがあなたを生きている」という言葉を身近に感じられるようになりました。
 お寺の存在は誰しもがすぐに思いつくのが葬儀でしょう。もちろんお寺にとっては重要なことですが、先日、親鸞聖人のお待ち受け大会の時も「お寺は誰でもが集える場所にしよう」という宣言がありました。考えてみればお寺は今生きている生活している者にとって身近に相談できる場所であって、何かのご縁で門徒の方と語り合える貴重な場所で本当に大切にしたいと考えております。
 今や政治を始め学校やテレビ界など社会的に女性の進出はめざましいものがありますが、本日の報恩講の法要もご住職をはじめ男性が主体のように感じますが、実はその準備や後方付けなどは坊守の陰ながらの協力がなくしては執り行えません。その苦労を少しでも助けになればと婦人部の役員の方々のお手伝いをさせて頂いています。
 今後とも和やかな雰囲気の中で源信寺をもり立てて行き、次世代に希望を持って引き継いでいけたらと考えております。とりとめのないお話をお聞きいただきましてありがとうございました。
吉田 恵美子氏


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源信寺に咲く花

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牡丹が咲きました
(2015 年 4 月 22 日)